なにをいまさら…

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大磯の鴫立庵

大磯あたりの旧東海道は今の国道1号線(大磯駅前近くから松並木くらいまで)とはほぼ同じルートであったようです。江戸より以前の古代東海道は箱根ではなく足柄峠を越えて東に向かっていたようですが、このあたりの現代の地名も国府津、国府新宿などあるので、あまり変わっていないようです。
いにしえの平安時代のころ、西行法師がここ大磯鴫立沢に訪れたとき詠んだ句にちなんで、江戸時代に鴫立庵が建てられました。300年以上続く俳諧道場です。国道1号の喧騒が嘘のように、ちょっと入っただけで静けさがあります。鴫立庵では、この日も句会が開かれているようでしたが、建物や周りの見学はできました。蝋梅が活けられていますね。椿も咲いていました。季節を感じることができます。

円位堂。西行法師の坐像が祀られています。

法虎堂。虎御前が祀られています。大河『鎌倉殿の13人』でも虎御前ゆかりの曽我兄弟が登場していたかと。ちょうどいま小田原に、曽我の梅林の梅まつりでのイベント「しもそが五郎十郎市」のポスターが張られています。ほかにも石碑などが多くあります。

建物をぐるりと1周すると門に戻ってきます。

現代アートも展示されていました。

じっくりと廻ると歴史を感じることが出来、とても興味深い所でした。

鴫立庵は京都の落柿舎、滋賀の無名庵と並び、日本三大俳諧道場といわれています。

 

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当時に訪れたときは全く興味がなかったようですwww。7年経って趣味嗜好が変わってきたのかな?現像も表現が全然違っていましたw

DATA  

この日の機材
LEICA M10-P
フォクトレンダー Voigtlander ULTRON 28mm F2 VM

 行った日
2025年1月

 行ったところ