ホフマン窯について、wikiにはこう書いてありました。
ホフマン窯(-がま)は煉瓦を焼くための施設である。ホフマン式輪窯とも。ドイツ人技師ホフマン(Friedrich Hoffman)が考案し、1858年に特許を取得した。
明治初期の銀座煉瓦街建設の際、お雇い外国人トーマス・ウォートルスが小菅の東京集治監(現在の東京拘置所の敷地)にホフマン窯3基を設け、大量の煉瓦を製造した。以後、各地に建設され、日本の近代化を支えてきたが、現在稼働しているものはない。 よく遺構が残っているのは4基ほどで、貴重な遺構になっている。
現存する4か所のホフマン窯へ近くにいったことがあります。
1)京都府舞鶴市旧神崎煉瓦。下の写真の右側のところです。見学が予約制なので、いまだ見学できていません。まあ近くというか遠目で見ただけでですねwすいませんwww
2)滋賀県近江八幡市 旧中川煉瓦製造所。この当時は、もののけ状態でこれ以上は近くに寄ることができませんでした。
3)前回紹介した埼玉県深谷市 旧日本煉瓦製造。ここは最近になって一部公開されていますが、内部の写真公開NGなのです。
4)そして、今回ご紹介する、栃木県下都賀郡野木町 旧下野煉化製造会社。ここは見ごたえあります!なぜここも恋人の聖地なのかはわかりませんが。。。(近くの渡良瀬遊水地の池がハート型だかららしいですが。。。)見学料は100円。野木町運営なのです。深谷もそうでしたが、ここもヘルメット着用です。詳細説明もあるので知識も身につきますね。
これまたwiki情報ですが、下野煉化製造の製造した煉瓦を使用して建設された主な建築物には、東京駅(渋沢の日本煉瓦製造の煉瓦が主に使用されたが、下野煉化製造の煉瓦も使用されたと言われている)、日光金谷ホテル、足尾銅山などがあるようです。
ロケとかでも使われていそうですね。
昭和46年(1971年)まで操業されていたとのこと。その後、修復等で公開されるようになっています。ここまできれいに保存修復されているのは感謝です。
ここを登っていくと窯の上部を見学できます。
もう、なんかカッコいいですよね。
素晴らしい施設で何度でも来たくなりますね。
隣に乗馬クラブがありますがここもレンガの建物です。工場の再利用っぽいです。
ここのメタセコイヤ。紅葉が素晴らしいらしく、先週まではライトアップもされていたようです。
あと、近くにある、既にオーナーがなくなり閉館していますが、旧新井家ふるさと記念館の建物も素晴らしかったです(過去形です)。これは2年以上前の写真ですが、このまま閉館になっています。ちなみにここのレンガも下野煉化製造のものです。
今年の夏は近寄ることができませんでした。いまは完全に個人宅になっているので敷地に入ることもできません。(グーグルマップに出てきてしまいますが消したほうがいいです。いまお住まいの方にも迷惑にもなりますので。)
メタセコイアの様子も含めて、野木町の観光はここが詳しいです。
グーグルマップのコメントでは一回の訪問でいいや、的なコメントもありましたが、私的にはレンガの空気を吸いに、何度でも来たくなる場所です。実際に3度目ですwただ1度目は森高の歌めぐりで足利の渡良瀬橋に行くため、川を上っていこうと渡良瀬遊水地の中をナビで案内され、方向失いつつなんとか脱出して、辿り着いたのが、この工場との出会いでした。。。
DATA
この日の機材
LEICA M10-P
フォクトレンダー Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F3.5 Aspherical Vintage Line VM
行った日
2024年8月
行ったところ