先週、日比谷公園の「伊達政宗 終焉の地」の前を通りました(ちょうど工事中のあたりで近寄れませんでした)。だからというわけではなのですが、仙台にある伊達政宗公の霊屋「瑞鳳殿」へ行ってきました。
この日は車で仕事。帰り際に寄ろうとナビで「瑞鳳殿」をセットしたら裏手にいた模様。そこに駐車場の案内あったので改めて向かいます。
駐車料金無料です。駐車場16:50で閉めるから急いでと言われました。。。
車を停めて舗装された坂道を徒歩で登ります。
【瑞鳳寺】
まずは、伊達家の菩提寺である瑞鳳寺へ
桜が綺麗です。墓地には西南戦争に従軍した鹿児島県人七人士の墓がありました。【瑞鳳殿】
ここからは石段です。手前に杖があります。どれだけ険しいところにいくんだろう。。。
踊り場?で左へ折れて階段を登ると入口のようです。歴史ある杉並木の階段は伊達家62万石から62段あるとのことです。数えてないので本当かどうかはわかりませんw
途中に手水所跡があります。
入口で入場料550円を納めて「瑞鳳殿」へ。
現在のお手水所。
涅槃門
拝殿
唐門本殿
美しい。。。実際には国宝であった瑞鳳殿は戦災により焼失し戦後に再建された。とはいえ極彩色鮮やかで美しい。日光東照宮を思わせるつくり。再建も大変だったろう。建立当時、どうも日光東照宮の大工が作ったとか。伊達家は徳川家と張り合ったのか?いや仙台には立派な東照宮もあるし。でも伊達政宗は密かに天下人狙っていたしな。。。いろいろ想像しちゃいます。
本殿の周りにには、政宗に来世も仕えようと殉死した家臣たちの石塔も並びます。
戦災で焼け残った瓦等も見ることできます。
横にはこじんまりとした資料館があります。
戦前の国宝の写真や伊達家にまつわるもの、そして再建の際に掘り起こした遺骨のレプリカが飾ってあります。しかし墓掘り起こすとはなんか罰当たりな気もしますがw
でも本当にお墓なんですね。家康は久能山や日光やらいろいろと分骨されていることになっていて論争にもなっていますが、掘り起こしてしまったらまずいからか一切の掘り起こしはしていませんからね。
【弔魂碑】
さて、次に向かいましょう。
途中に戊辰戦争の仙台藩を垣間見る「弔魂碑」あります。なぜかぽっかりと空間が。なにか遺跡が埋まっているのでしょうか?【感仙殿、善応殿、妙雲界廟】
瑞鳳殿と向かい合わせかのように代々の藩主の霊廟があります。
仙台藩2代藩主・忠宗の霊屋である感仙殿。
3代藩主・綱宗の霊屋である善応殿。現世では女遊びがひどかったので霊廟には天女がいないとかwww
こんな感じで並んでいます。
妙雲界廟。4代目が「霊屋は金も手間もかかるからやめようぜ」ってことで4~8代目は他の墓地です。9~11代目は「せめて政宗公の近くがいいっ」ってことで石碑を建てたようです。(記録を基にした勝手な想像ですw)
【御子様御廟】
ここからは下りの階段です。政宗公が70才で生涯を閉じたから70段とか。数えていないのでわかりませんw御子様御廟。参道入口脇には五代藩主吉村公以後歴代藩主 公子公女の墓所である御子様御廟があります。家族、一族、仲間を大事にしたのでしょうね。
さほど広くない敷地ですので1,2時間もあればゆっくりと廻れます。 厳かであるけど派手で美しい。
今はちょうど桜の季節、ここは新緑の時期が一番似合いそう!仙台にはいいお寺や史跡も多いので、のんびりと寺社廻りしてみたい。。。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
SONY FE 24-105mm F4 G OSS
すべてRAW撮影、 Lightroom現像
行ったところ
*ナビで瑞鳳殿で検索すると反対側に出てしまいますので駐車場住所入れたほうがよさそうです。
公式サイト: https://www.zuihoden.com/