佐賀県嬉野市塩田町。
ここは江戸時代に長崎街道の宿場町「塩田宿」、また有明海の干満の差を利用した川港「塩田津」として町は大変賑わっていました。今は「塩田津伝統的建造物群保存地区」として守られ、新たな賑わいも見せようとしています。
国道から一本入ると旧街道。
正面は昭和15年に建てられた消防団。今も現役です。
旧街道なのに道幅は広いです。これは拡張して軽便鉄道が通っていたとか。明治以降の繁栄繁栄ぶりが伺えます。
少し奥には窯があったようです。
丸田窯は久留米らしいけど、初代窯元の出身は佐賀なのですね。
廻船問屋の国指定重要文化財「西岡家」
ここは見学もできますので中に入ってみましょう。
明治、大正は陶器商でした。
中庭から。公開されているのは一部のようです。
これは外側(川側)からの外観です。
お土産屋さんや食べ物屋さんもあります。ちゃんぽん食べたかったけど午前中早めの時間だったのでまだ開店していませんでした。残念。
町中いたるところにえびすさんが鎮座しています。
「町並み交流集会所」建物は昭和20年代初期の旧検量所です。建物脇に計量器があり、船から荷を積みかえた車が荷を積んだまま計量できるようになっていました。
裏は御蔵浜と呼ばれ、荷揚げ場でした。
直線で1kmくらいとのこと。歩くだけならあっという間ですが、見所も多いので結構長い時間滞在していたようです。午前中も時間が遅くなってくると団体観光客や視察団?のご一行様もいらっしゃっていました。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
フォクトレンダー ULTRON 21mm F1.8 Aspherical
すべてRAW撮影、 Lightroom現像
行ったところ
公式HP:https://peraichi.com/landing_pages/view/shiotatsu