ひとつ前に紹介した「萬翠荘」と同じ木子七郎設計の愛媛県庁本館。今回はちょっとお堅い施設で。
見事な外観です。入口の守衛さんに見学大丈夫ですか?と聞いたらOKとのこと。
後ろの山は松山城。県庁など古くからの公共の施設は城跡や藩主の旧跡にあること多いですね。明治以降の廃藩置県からいろいろと統廃合もあり現在に落ち着いてきていますが、いわゆる県庁所在地も点々としながらも、多くが藩主の土地の跡に建てられています。最近は県庁などは高層化が進んでいますが、今もなお、神奈川県庁、富山県庁、静岡県庁、京都府庁 愛知県庁、和歌山県庁 滋賀県庁、宮崎県庁そして今回の愛媛県庁あたりは昭和初期以前に建てらた重厚な造りになっていますね。 市役所も近代建築ととして今も活用されているところもあります。また、北海道、山梨、石川、山口などは建物は県政会館などと名と目的を変えて残されています。防犯、耐震、耐火など大変だとは思いますがぜひ残してほしいですね。
さて、今回は愛媛県庁本館の紹介です。まずは玄関から。中に入ると圧巻です。
公衆電話の文字が印象的です。この日は平日にて1階は人が多く行き来していました。
ちょっと分かりにくいですがエレベータも古めかしい雰囲気残しています。(中は最新式のようですが)
大階段を見上げます。そして見下ろします。
ここは3階から2階を見ています。天井ガラスは装飾が施されているのでしょうか。
知事室よこ辺りにあった部屋。アーチ状が美しい。
4階からの階段、曲線が美しいですね。
ここは2階か3階どちらかの廊下です。天井の細かな彫刻も鮮やかです。
今回は勝手に廻りましたが、県庁HP(https://www.pref.ehime.jp/h12200/4119/kenngaku.html)で見学の予約ができるようです。普段見れない部屋も見学できるようでした。(土日祝はお休みのようです)
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art
フォクトレンダー MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical
行ったところ