前回、滋賀県東近江市の五個荘金堂を紹介しましたが、今回はもう一つの東近江市、日本遺産にも選定されている伊庭の水郷を紹介していきます。
琵琶湖の東、湖東平野に残る水郷集落のひとつ、東近江市伊庭。隣の近江八幡の観光地の喧騒とは打って変わってとても静かな集落です。
ここで洗濯したり野菜を洗ったりしていたのでしょう。
東近江市伊庭の中心にある正厳寺。
敷地内には愛郷流水之碑という石碑が建てられていました。
伊庭城跡。1190年ごろの築城らしいです。
伊庭氏は紆余曲折ありながらも住友財閥の伊庭家にも継がれています。
この地域では「田船」と呼ばれる船を浮かべて獲物や肥料などを運んでいました。水路は水田へ水を供給する役割とともに集落の繁栄を担っていました。
現在は、車社会の発展のために水路は狭くなってしまったようですが、伊庭の生活は水とともに生きていたことがわかります。
水が綺麗ですね。雨が続いていましたが、それにも関わらずこの透明度!
無理して観光地化しなくともこの趣を感じることができるのは清々しいです。
雨模様だったのが、だんだん太陽が覗いてくるようになりました。空気の変化も感じることができる雰囲気があります。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
フォクトレンダー COLOR-SKOPAR 21mm F3.5 Aspherical Vintage Line VM
フォクトレンダー NOKTON 50mm F1.5 Vintage Line Aspherical VM
行ったところ