長野県白馬村青鬼。糸魚川方面から車で1時間くらい。途中までは国道なので快適です。青鬼集落に入る道は糸魚川方面からは案内が小さくて一度通り過ぎてしまいました。長野方面から少し大きめの案内が出ています。山道で狭い所もありますが割とすぐに集落に着きます。観光用の駐車場がありますので、ここに停めましょう。この写真は駐車場からです。休みの日ということもあり数台停まっていました。駐車料金は500円で木箱に入れるだけですが、これだけの美しさを保っているので安すぎるのかもしれませんが、きっと観光地化はあまり望んではいないでしょう。
重要伝統的建造物群保存地区である青鬼集落は、集落全体が重伝建地域です。
地元の方の暮らしと農作業があるので、静かに散策です。ほんの少しだけ山道に戻ります。
石仏群がありました。
さて集落へ。
青鬼集落には江戸後期から明治くらいの茅葺屋根(鉄板被覆)が14棟あるそうです。屋根には「水」と「寿」の文字が。火災から守るためのようですね。
この先は青鬼神社。平安時代の大同元年(806)に創建されたと伝わる青鬼集落の鎮守です。
青鬼の由来には諸説あるそうですが、伝説によると隣村に鬼が現れ悪事を働いた為、村人は当地近くの大穴に閉じ込めたところ、不思議な事に鬼は当村に現れ今度は村の発展に尽力した為、神の使い「お善鬼様」として祀られるようになったそうです。そこで何時しか、鬼を追い出した村を鬼無里村(現在の長野県長野市鬼無里地区)、大穴に閉じ込めた村を戸隠村(現在の長野県長野市戸隠地区)、「お善鬼様」を祀った当村を青鬼村と呼ぶようになったそうです。
「お善鬼の館」ここだけ観光施設のようで中を見学できるようです。(後で知りました。。。)
さて棚田百選にも選ばれている棚田へ。柵がありますが、獣害を防ぐためのようで、観光客は自分で開けて必ず締めなければいけません。歩くことができるのは舗装されたエリアのみです。当然畦道に入ることはダメですよね。(一部展望エリアとして許可されていました。)
棚田も守られています。集落に戻りましょう。
集落をでて少し下りたところから。
ちょうど雲のあたりが北アルプス立山連峰。夏場は白馬のスキー場がちょっと目立ちますwww
重伝建は結構いろいろと廻っていますが、ここはベスト5には入りますね。とはいえまだまだ訪れていないところも多くあるので、ランキング変わるかもしれませんが上位間違いなしです。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
Carl Zeiss Loxia 21mm F2.8
Carl Zeiss Loxia 35mm F2
行ったところ