まんぼうで再び夕食難民かつ不要不急外出自粛のなか、新しいレンズが届きました。
アポランターは65mm110mmと持っているけど、評判の高い50mmは飛ばしてました。35mmが発売と聞いてマップカメラで早速予約し金曜の発売日には自宅に到着(不在通知でですが)。土曜日午前中に受け取り、開封!箱はいつもの黒に銀文字のフォクトレンダーでカッコいい。中にはレンズとフード。レンズキャップは直付けの49mmとフード先端に付ける58mmの2種類。早速出してカメラに装着!フードがないとコンパクトでバランスも良い。フードつけるとちょっと長く感じ、かつちょっとフロントヘビーでカメラ直置きをするとレンズ側に傾いてしまう。。。撮影の合間でテーブルとかに置くときには気を使いそう。そんな第一印象でした。
早速の試し撮りのタイミングでのまんぼう。このレンズは映りがいいのは予想していたので、一番気になる玉ボケ光芒がどうなのか、『そうだ京都に行こう』と、夕方にいそいそと出かけました。京都は道が混むのと駐車場が高いのでいつもは電車とバス移動ですが、今回は蜜を避けるために車で。八坂神社近くの駐車場に車を停めて撮影開始。手持ちなのでブレブレです。
家に帰ってパソコンでRawデータを見たら、ちょっと色乗りがコッテリとした印象。今回は現像は極力シンプルにlightroomでAdobeカラーで露光量ハイライトシャドウだけを少しだけ加味。WBだけは調整。レンズプロファイルもまだないので何もせず。
実際に現像したJPGをみるとシャープでいい感じで写っています。このうさぎの耳のフアフア感もかなり良い感じです。(データみたらF4でした)
開放F2.0で撮った写真です。
ピントが甘いというかちょっと違うところにあっていました。これ基本に戻り、脇を締めて、きちんと構図を決めて、しっかりとピント合わせてシャッターを切る、やはり基本大切ですね。思い知らされます。
F2.8で。
次はF4で。
F8で。
F11で。
コシナのHPによると
●玉ボケ表現を楽しめる12枚絞り
絞り羽根は開放のF2だけでなくF2.8、F5.6、F16でも円形になる特殊形状を採用。点光源などの“玉ボケ”を活かした作画が可能です
とのこと。玉ボケで撮れそうなところが上手く見つからなったので、光芒を比較。
F2.8F4、ウニっぽくて微妙。F5.6、光芒消えた!F11、見事な光芒!ピントはちょうちんに合わせています。手持ちなのでブレていますが、いろいろと応用が利きそう。F8でも撮ったつもりでしたがなぜだか見当たりませんでした。フォクトレンダーのレンズは絞り羽根が偶数枚なので概ね光芒が美しく出ます。ただ状況によっては光芒出したくない時もあるので、この変化はとても便利ですね。
周辺減光がほとんど無く、光芒が美しく、シャープに写るレンズはLoxiaが広角から準望遠までシリーズ化されて、しかも軽量なので出番が多かったのです。今回このアポランター35mmの登場でLoxiaシリーズとアポランターシリーズとは上手く使い分けをすることになりそうです。
レビューが書けるほど文章力も語彙力もないので単なる感想ですが、いいレンズなのは間違いないですね。他のアポランターもそうですが、ピントをシビアに合わないと甘々な写真を増産しそう。光源と絞りとの関係がよりわかると面白そう。フレアゴーストは大丈夫だとは思うけど昼間はどんな感じになるのかな。いろんなところ持ち出してみよう。街撮りが中心ではあるけど、いろいろと楽しみなレンズです。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
フォクトレンダー APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical E-mount
行ったところ