萩の武家屋敷のすぐ横にある平安古(ひやこ)重要伝統的建造物保存地区。武家屋敷からも歩いて行けそうですが、車で移動しました。
駐車場はちょっと分かりにくいですが、旧田中別邸の敷地内です。この道の先です。ちょうど川沿いにありました。旧田中別邸も立派な建物です。田中さんとは、第5代内閣総理大臣・田中義一とのこと。
世界遺産の萩の武家屋敷は主に上級武士。中級、下級武士は外堀の外側に住まいを広げていきました。藩の衰退、江戸から明治、そして現代へと時代が移り変わり、町並みも変化を遂げています。ここ平安古(ひやこ)地区は時代の変わりながらも町割りを残しながら変化を遂げていっています。藩が衰退し明治に入り屋敷も取り壊されるなか、ここの元の主であった小幡高政は、生活に苦しむ萩の士族救済のため、授産事業として夏みかんの栽培を奨励したとのこと。いまはかんきつ公園となっています。
田中邸の向かいにある御屋敷。
屋敷跡に夏みかん畑(いまのかんきつ公園)があります。土壁はしっかりと残されています。ちょっと面白い光景ですね。
鍵曲が見応えあります。
旧児玉家庭園こういう道を見るとワクワクしますね。
前途の堀内地区にも鍵曲ありましたが、平安古地区は見事です。さらに夏みかんの木とも相まってより一層の素晴らしさを感じます。萩の武家屋敷周辺ではここが一番気に入りました。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
フォクトレンダー ULTRON 35mm F1.7 Vintage Line Aspherical VM
行ったところ