三重県桑名市にある大正2年竣工、洋館はジョサイア・コンドル設計『六華苑』。
NHK大河ドラマ『いだてん』で三島邸として使用されました。天狗倶楽部の登場やら大隈重信、乃木大将が出てきたり、四三がなぎなたで追いかけられたり。。。
『六華苑』は写真では見たことあったけどこの機会に行ってみることに。
ジョサイア・コンドルといえば旧岩崎邸ですね。
鹿鳴館とかも有名、都内がほとんどなのですが、この三重県桑名市での建築は山林王であった諸戸家が三菱の岩崎家と交流があったからとか。
さて、行ってみましょう。
桑名駅あたりからだと車で10分かからないくらいの微妙な距離。(バスは少なそうなので車が無難そう。。。)
ここが入口「長屋門」。洋館、ちょっとだけ頭が見えてますw
長屋門で入場料を支払い中に入ると、目の前に洋館が!4階建ての塔が目を奪われます。ちなみに内部見学は洋館の横の瓦屋根の内玄関からです。靴を脱いで入ります。
まずは洋館廻りましょう。今日のレンズはひさしぶりに15mm。内玄関から渡り廊下を歩くとホールに出ます。
ホールから洋館玄関。
食堂客間。トイレ
ここは4階建ての塔の1階部分。ホールから2階に登りましょう。
書斎
居間
居間と書斎はサンルームに出ることが出来ます。ここからは庭園が見渡せます。
ここは寝室として使われていたよう。
例の4階建ての塔の2階部分。上に登る階段がありますが、立ち入り禁止でした(涙
トイレ
ここでレンズを15mmから40mmに変えて調度品などを撮ってみました。
壁紙やガラスは現代のものかもしれません。
洋館に連結されている和館の一部は2階建て。古いロッキンチェアがありました。
さて和館を廻ります。レンズは15mmに。
長い長い板張りの廊下。
お客様用?の畳廊下。
各部屋は襖で仕切られていますが、開けると大広間に。
庭園側も廊下がありますがカーペットが轢かれていました。
和館の一番奥の一の間は客室としても使われていたようで、縁側があります。
一番奥に廻ると、
トイレです。お風呂もあったようですが取り壊されたとのこと。
また、和館の裏手には蔵がありました。
このお屋敷には離れがあります。今はイベントで使われているようで、空調設備やエアコンも完備されていました。
さて、庭園を見てみましょう。
敷地の境にはレンガ壁が。
庭園には大きな池があり1周できます。
ちょうど梅が満開でした。
内玄関棟のロビーには、いだてんのロケの様子がいろいろと掲示されています。
ちなみに昨日放送の『いだてん』で、ストックホルムで出迎えた内田大使。この方の邸宅は、今は横浜市山手に『外交官の家』として保存公開されています。ストックホルムオリンピックの写真もありますよ。『外交官の家』も素晴らしい洋館です。
桑名は前にこの辺りの料亭?でに知人の結婚式で来たことがあり、街の雰囲気を気に入っていました。駅前は昭和だし、ここの周りにも桑名の城下町、宿場町の名残も多く残っており、素晴らしいエリアですよね。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical III E-mount
Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4
すべてRAW撮影、 Lightroom現像
行ったところ
公式サイト:www.intsurf.ne.jp
☆一般 ¥460
☆駐車場無料
☆写真撮影に関してちょっと厳しく書いてあるので確認したところ、コスプレやモデル撮影ではなく一般的な撮影であれば問題ないとのことです。あとSNSも問題なしとのことでした。
撮影日
2019年2月