大原は三千院を始めとしていくつかの寺院があります。これまで三千院、宝泉院と廻りました。大原は初めて来たのですが三千院の中にいくつかの寺院も三千院の拝観料で廻れると思っていましたが、それぞれで拝観料を納めるようでした。共通拝観券とかあればいいのに。
この2か所廻ってたら、もう一か所のこの寂光院の3か所にて時間も足りなくなりそうです。動きましょう。
三千院あたりからはいったんバス停方面へ。そして三千院とは逆方向に登っていきます。
歩いていると道端に彼岸花が咲いていました。少し残っていたようです。
そして秋の定番、コスモスも。
のどかですね~。でもなんかいわゆる田舎臭さはなく洗礼された農村って雰囲気。京都、大原というブランドがあるからでしょうね。
途中には、平家物語建礼門院ゆかりの泉。
手前には温泉民宿や足湯カフェ、参道近くには柴漬けのお店が点々とあります。
受付で拝観料を納めて石段を登ってきます。入口の案内です。
ここは茶室へのみち。庭が綺麗に整備させています。
山門をとおり本堂へ。本堂は2000年の火災(放火のようです)で焼失、重要文化財含む仏像も焼損されてしまったようです。その後、仏像は修復されたようですが、とても心が痛む残念な事件です。
寂光院は天台宗の尼寺で、山号を玉泉寺といい、推古2(594)年に聖徳太子が父・用明天皇の菩提を弔うために建立されたと伝えられる。当初の本尊は、聖徳太子御作と伝えられる六万体地蔵尊であったが現存しない。(公式HPより)
1500年以上の昔から同じ場所に鎮座されていますので、建物がすこしくらい新しくなったしても、心底にあるものは昔と変わらないですね。
この池は平家物語にも描かれたたとのこと。
ここの奥には、建礼門院徳子 御庵室跡の石碑があります。
苔庭にはお地蔵さんが。
平家物語の冒頭「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」とありますが、諸行無常の鐘楼と名前が付けられています。沙羅双樹は咲いていませんでしたが。
寂光院は小さなお寺ですが、とてものどかで広々と感じます。ここまで足を延ばしてくる観光客も少ないようで、落ち着いて拝観ができました。
一応、観光客用にこんな顔はめパネルのありましたw
帰りは下り。楽に歩けます。バス停に着くと大行列!!ちょっと時間あらためようと近くにカフェに。ビールは食堂から持ってきますねと。
と、3回にわたり大原の1日でした。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO
すべてRAW撮影、 Lightroom現像
行ったところ
☆拝観料 600円