海軍で最も優れた戦闘機と云われる「紫電改」に関係するところ2か所紹介しましょう。
現在の兵庫県加西市には、戦時中「紫電」「紫電改」などが組み立てられた川西航空機姫路製作所鶉野工場がありました。すぐ横に姫路海軍航空隊鶉野飛行場を造り試験飛行や訓練も行われていました。その跡地に「紫電改」 実物大レプリカが公開されています。(公開日は限定です)
「紫電改」は姫路海軍航空隊鶉野飛行場の滑走路に向ています。そして旧飛行場の滑走路はほぼそのまま残されています。(これは珍しいでは?)周りにも戦争遺跡が残されています。掩体壕。わかりやすく模型が置いてあります。鶉野対空砲陣地跡これも映画で使われた模型ですが、周りは当時のまま。防空壕。まあ海軍基地の中の防空壕なので立派です。今はビデオ上映をしているようですが予約制により中に入れず。
防空壕爆弾庫
対空高射砲陣地跡
他にも戦争遺跡が多く残されているようですが、神戸大学の敷地内にて近寄れず。せっかくなので公開すればいいのに。。。このエリアに戦争遺跡がここまで残っているのは珍しいですね。
さて、レプリカではなく現存する紫電改も見てきました。愛媛県南宇和島郡愛南町にある紫電改展示館へ。『昭和53年11月、愛媛県南宇和郡城辺町久良湾の海底40mに原型のまま沈んでいるのが地元ダイバーによって発見され、翌年7月14日実に34年ぶりに引き揚げられました。』国内に唯一の現存機が展示されています。松山海軍航空基地。ここから飛び立ったのでしょう。
しかしこの技術力は生かし切れなかったですね。Ys-11まで長い時間が掛かりました。引き揚げられた艦上攻撃機天山のプロペラ
外はのどかで気持ち良いです。 この海から引き揚げられたそうです。静かな海ですね。
【終戦特集、平和を改めて考える。】シリーズはいったんここで終了します。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
フォクトレンダー APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical E-mount
フォクトレンダー MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5
行ったところ