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飛騨古川の静かな町並み

飛騨地方は飛騨高山や白川郷が有名ですね。ここ飛騨古川は少し静かな町並みです。飛騨古川まつりは今年は盛況だったようですが、今は落ち着きを取り戻しているでしょうか。2021年5月新緑の時期の訪問です。

車で飛騨古川へ。市役所の駐車場が無料の観光駐車場になっているのはありがたいです。車を停めて、まつり広場へ。飛騨古川の散策はここがスタートです。周りには、まつり会館や資料館等また飲食もできます。瀬戸川と白壁土蔵街もここから。

少し町中を散策しましょう。

飛騨古川は酒蔵も多い町です。

商家も多いですね。

古川まつりの屋台ですね。

まちなかには3階建てくらいの高さの建物も目立ちます。

川沿いを散策していると、歴史を感じる旅館がありました。「八ツ三館」国登録有形文化財の宿です。170年以上の歴史があり『あゝ野麦峠』のモデルの舞台にもなったとのこと。製糸産業が盛んだった明治の時代『あゝ野麦峠』にも描かれているように、この地の女子が、口減らしのため、飛騨地方から野麦峠を越え信州岡谷の製糸工場へに出稼ぎへ行っていました。「八ツ三館」は飛騨で最北の募集拠点で検番宿としてまた集散の場所としてにぎわっていたとの事です。
そして飛騨古川には、縁結びが叶う「三寺まいり」という冬のイベントがあります。
こちらは野麦峠を越えて出稼ぎに行っていた彼女たちが正月に帰郷した際に、晴れ姿での三寺まいりしていたと。お参りの道中で、男女の出会いが生まれたこともあったので、縁結びがかなうお参りとして知られるようになり現在にも引き継がれています。
三寺とは円光寺、真宗寺、本光寺。それぞれ素晴らしいお寺です。

ろうそく点灯のお参りのシーンや雪の瀬戸川と白壁土蔵街は、ちょうどこの年末年始の冬シーズンのJR東海でのキャンペーンポスターにもなっていました。次は、冬の雪の時期に訪れてみたいです。

DATA  

この日の機材

SONY α7RⅡ
フォクトレンダー APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical

 行った日

2021年5月

 

 行ったところ