青森県黒石市。ここに黒石市中町伝統的建造物群保存地区があります。重伝建に興味を持ち始めてから一度は来てみたいと思っていたのが、ようやく叶いました。
『こみせ』とは冬の吹雪や夏の暑さを防ぐための木造のアーケードのこと。これほどの規模で残っているのは唯一黒石市中町だけのようです。国指定重要文化財の「高橋家住宅」冬眠中でした。(上の写真の通り沿いの三角屋根のところです)
ちょっとのぞくとねぷた?こけし?
木造のアーケードは続きます。江戸時代に形成され確立したこみせ通りは、最盛期には総延長4.8キロメートルあったそうです。
少し脇道に入ると、カフェや飲み屋がありました。(ここは観光用にこみせ風に作られたそう。)
でも中町通りは昔のまま。いまは600メートルくらいのようです。
重伝建のエリアを外れると看板建築風の建物。でもこみせの伝統は守られています。鳴海醸造。現役です。
ここは、いまは民家?
でも立派な蔵があります。
こんな重々しい門扉も。
中村亀吉酒造「玉垂」この酒林(杉玉)は日本一の大きさらしいです。ここは中も見学できました。
ここから先は醸造所なので立ち入り禁止。車でなかったら少し飲んでみたかった。。。外観というはアーケード下はこんな感じ。通りに面したところには普通の酒林(杉玉)
『こみせ』という言い方は青森地方のようで、他では『雁木』というところもあるようです。でもグーグルマップで雁木通りで調べてストリートビューでみたら、残っているのはここくらいでした。
新潟県加茂市若宮町1丁目あたり
新潟県上越市仲町4丁目あたり(旧高田市)
長野県飯山市大字飯山愛宕町あたり
最後に古い銭湯を改装した「松の湯交流館」です。
下駄箱はお雛様の隠れ家に。湯舟の上には蛭子さんのサインが。。。鶴瓶もありました。家族に乾杯で来たようです。ロケ多いんですね。横から見た松の湯。
そこには消防署が!
いや~期待通りでしたね!冬季休暇が多かったけど大満足。これ春になるといろいろなところ見ることできて日本酒飲めてもっと楽しめそう。夏の黒石ねぷた祭り開催時は運行コースのメインストリートにもなるようで見応えありそう。また来てみたいと心底から思いました!
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN
フォクトレンダー MACRO APO-LANTHAR 65mm
行ったところ