行ってみたかった廃線跡、倉吉線です。倉吉線は鳥取県倉吉市の倉吉駅から東伯郡関金町(現・倉吉市関金町)の山守駅までの総延長20kmたらずの地方路線。1912年山陰本線の上井駅(現在の倉吉駅)と倉吉町(現在の倉吉市)の市街地である打吹を結ぶために、「倉吉軽便線」として開業、その後山守駅まで延長し、姫新線の中国勝山(岡山県真庭市)までの計画もあったようですが、1985年4月1日に国鉄再建のため全線廃止という歴史があります。
今回訪問した、泰久寺駅(たいきゅうじえき)跡。終点の山守駅の一つ手前の駅です。googleMapだとわかりにくくグルグル回っていました。県道沿いの細い道を登るとすぐにありました!車も3台くらいは停められます。先客も多くすでに3台停まっていたので少し隅っこに停めました。ホーム、線路、駅名標がしっかりと残されています。駅名標はレプリカで枠は当時のものらしい。。。廃線跡を散策です。どこまで行けるのか。。。
時代とともに木の根っこは盛り上がるし、列車が通過できないくらいに生えていましたね。
数分も歩くと竹林!!!いや~見事です!これを見たかったんです!!!本当に美しい。コスプレで来ている方々が写真撮っていたので、合間で少し撮らせてもらいました。
この先は山守トンネル。普段は閉じられていますが、倉吉市観光協会主催の「旧国鉄倉吉線廃線跡トレッキング」ではトンネル内も入れるとか。入ってみたい。そんなに長い区間ではないのですが廃線跡堪能できます。戻る途中では結婚式の前撮り?っぽい方々も撮影してました。
これは小さな橋梁跡ですね。ここが県道からの脇道です。下に県道が通っています。そして、倉吉方面にも少し線路が残されていました。
さて、倉吉市の市街地でもあり観光地の中心であるエリアにあった打吹駅跡。C11が静態保存されています。廃線跡も感じることができます。そして、打吹駅跡には倉吉線鉄道記念館。無人なのでちょっと焦りますが。。。中には倉吉線に纏わる写真や資料の展示。中にはディーゼル機関車が鎮座します。
ここ、無人なので電気も自分で点ける必要があります。そして帰りは消しましょう。
さて次回は倉吉の町並みを紹介しましょう。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
フォクトレンダー NOKTON classic 40mm F1.4
行ったところ