『伊根の舟屋』有名な観光地とは聞いていましたが、関東に住んでいるころは、なかなか遠くて来ることはありませんでした。大阪に引っ越してきて関西のテレビの旅番組では城崎温泉か伊根の舟屋というくらいかなりの頻度で特集されています。テレビで特集される多くのところは人も多すぎで観光客向けの店ばかりで、残念な観光地も多いのですが、ここはテレビでの放送以上に実際は素晴らしい所でした。ただ観光客も多くマナーも守られていないのでしょう。伊根町観光協会のHPには「必ずお読みください」と下記が書いてあります。
伊根の舟屋は観光地ではありません
伊根の舟屋は、名所旧跡ではありません。舟屋は漁師や住民の生活の場です。今なお舟屋を活用して暮らす人々の生活があるからこそ、舟屋は普遍的で魅力的に存在し続けています。この魅力的な舟屋や舟屋を活用して暮らす人々の生活の一部を肌で感じていただき、観光地ではない生活感を体感していただけると幸いです。
重伝建にも選定されている町並み。
生活感がある町並み。漁業のための生きた舟屋が多くあります。その中で1軒、観光用に公開されている舟屋がありました。
資料館は時間が遅かったので閉まっていました。湾の東側のエリアにも廻りたかったのですが、駐車場はなさそう、夕方にもなってきたので、今回は遠慮しておきました。この地図を見ると、寅さん、朝ドラ、釣りバカ日誌のロケでも使われた場所があるようです。これだけ舟屋が並んでいると壮観ですね。舟屋のいくつかには洗濯物も干してあり、撮るエリアも少し限られてしまいます。
今回は舟屋と道の駅「舟屋の里伊根」を数回往復しました。まずは、ランチ。とはいっても閉店間際の15:30くらいに。ぶりしゃぶ定食が売り切れだったので海鮮丼をいただきました。美味っ!!!さすが新鮮な魚です。ぐるなびなどでは観光地料金と文句書いている人もいますが、この新鮮さで1,800円だったら、そんなに不満はない。もうちょいご飯の量があったほうが嬉しいが。。。でも美味しい。また食べたくなる美味しさです。
町並みを散策しているとほぼ夕方に。夜の舟屋の雰囲気ってどんなのかな?と気になり、夕暮れ時、再び道の駅に訪れました。ここの道の駅はいわゆる産直販売中心の道の駅の側面もありますが、舟屋の展望所にもなっています。
実ははほぼ真っ暗です。長時間露光してしかも現像で露出上げているのでしっかりと舟屋が見えていますが、実際にはほぼ見えません。舟屋に明りが灯されたら綺麗だろうなと思っていましたが、散策しているときに生活は少し奥の家屋なのかなと思ったのを思い出しました。
ちょっとだけ港に。人もいなくて車も通らず、本当に静かな時間が流れていました。
事前に地図を見ていると伊根までの道も細そうでしたが、道の駅までは全て2車線あり運転もしやすい道でした。漁村地域はさすがに細く離合難しい所もあるのでちょっと運転に気を使います。漁村の中に駐車場もあります。しかも安い。釣りの人も多いので長時間停めている人もいるようです。1か所は満車でした。
伊根の舟屋、これだけの舟屋が並んでいるのは圧巻です。感動です。しかも食べ物も美味しい。夏の観光シーズンは混みそうですが、それでも何回も訪れたい場所になりました。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
フォクトレンダー NOKTON classic 40mm F1.4
フォクトレンダー HELIAR classic 75mm F1.8
行ったところ