なにをいまさら…

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北国西街道稲荷山宿、朽ちていく重伝建。

今度は北国西街道。この道も中山道から北陸道を結ぶ街道。またの名を善光寺西街道、いやこちらも善光寺街道とも呼ばれてるようで、かなり混乱してきました。信濃は山あいを通るので、都市部に向かうのはいろいろなルートがあったのでしょう。
北国西街道稲荷山宿、地域の観光案内では「旧街道蔵のまち 稲荷山」と紹介されています。江戸時代においては北国西街道(善光寺街道)の最大の宿場町として栄え、明治以降は生糸と絹織物の商いの町として栄えたと。では現代はどうでしょう?まずは古を知るために資料館へ。

なるほど。ここで地図を入手して散策です。車もここの駐車場に停めさせてもらっています。

では江戸の痕跡を探します。本陣跡ですね。

町割りも昔のままでしょうか。続いて明治以降へ。高村家別邸です。

現在は土塀が残されています。すでに2018年に家屋解体が進められ、今どうなっているかというと。。。えっ?ん~。。。

じゃ蔵のまちっていうんだから蔵めぐりしてみよう。

どこも保存状態が良くない。。。いろいろと大変なのでしょうか。

これは興味深い町並みです。重伝建ではあるけど観光地でない。ここにはリアルな町並みがあります。

ここは料亭?

私の幼少期は多くあったイメージ。なんかリアルな懐かしさを感じます。

近代建築風は活用されているようですね。

いや~実に面白い。国指定の重伝建にはなっているけど、地元住民がすべて賛成しているのではないのですよね。たぶん。そんな重伝建もいくつか見てきました。ここは伝統的な町並みの、現実的な変遷を感じることができるところ。あと数年後どうなっているのか?かなり興味あります。もし、このブログが続いていたら、ぜひレポートします。

DATA  

この日の機材

SONY α7 IV
フォクトレンダー APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical

 行った日

2022年5月

 

 行ったところ