京都の静かな住宅地、北白川に、「日本のダーウィン」と称され遺伝学等に大きな功績を残した駒井卓博士と静江夫妻の私邸があります。1927年、ヴォーリズ建築事務所の設計ではありますが、安らぎを与えてくれる住まいとしてのヴォーリズと駒井卓・静江夫妻の共同作品「駒井家住宅」が今も大切に残されています。白川疏水沿いの道に玄関はあります。桜並木のようで春には桜も綺麗に咲いたことでしょう。
1階のホールです。東側の出窓。そして南側のサンルーム。外の陽がとても明るくて気持ちいいですね。
和室です。
キッチン。いくつかは新しいようですが床のタイルが好き。
2階へ廻りましょう。
ガラスが美しい。
2階の駒井博士の書斎。赤いカーテンは本を保護するためのようですが、柔らかい光の射し方になり、とても美しく見えます。
2階のサンルーム。この時は紅葉も終わりかけの時期でしたがとても美しく映えていました。
ここはゲストルームだったようです。
さて庭へ出てみましょう。美しい建物ですね~。
残念ながら離れは入れないようです。
温室は公開されていました。
外装も素晴らしいのでぐるりと。
「駒井家住宅」は春秋の金曜土曜限定の公開なので、ようやくこの秋のタイミングで来ることができました。
今年は12月からの冬眠が長引きようやく目覚めた模様。でも予約制みたいです。しかもそろそろ夏休みという。。。次は秋ですね。このあたりは周りにも古い住宅が残されています。
そして静かに紅葉も眺めることができます。のんびりと散策してみたいですね。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO | Art
SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art
行ったところ
公式HP:http://www.national-trust.or.jp/protection/index.php?c=protection_view&pk=1490651710
入場料:500円。