死ぬまでに一度は来てみたかった『京都美山 かやぶきの里』ようやく訪れることができました。茅葺き集落はいくつか廻っていますが、五箇山菅沼・相倉集落は素晴らしかった。白川郷大内宿も集落は良いんだけどちょっと観光客が多すぎ。で、ここ京都美山は程よい感じです。(今はインバウンド観光客がいなかったから?)
大阪からでも2時間かからないくらいで着くらしい。道もほぼ安心な道でした。国道から一本入り山道を行くとこの案内板。
結構広い駐車場に車を停めます。最近有料になったようですね。古いブログとか見ていて無料と聞いていたので、観光地にありがちな有料の所は地元の地主の駐車場かと思い込み一旦通りすぎましたが、ここしかないようです。駐車所の裏手には川が流れており水遊びをしている家族もいました。『かやぶきの里北村』は集落単位の茅葺屋根残存率が全国一位らしいですね。
17時すぎ。お店が閉まる時間です。観光客も帰る時間のようです。おかげで人ともすれ違うことも少なく、のんびりと散策できました。
普明寺。お寺っぽくないですがお寺です。
この辺りは雪も降る地域。すでに秋の気配も感じることができました。
ここの茅葺きは「北山型」と言うらしいです。屋根の木組みなど特徴があるようです。間取り等も特徴があるようですが、今回資料館は廻れなかったので次回勉強しに来ます。
このあたりは近代でしょうか。
心が落ち着きます、癒されますね。
とはいえ、茅葺き住宅は当然人が住んでいて生活があるわけで、農業やそれこそ観光産業で生活しています。現代の気候に合わせた生活住環境、また観光産業のために茅葺きの維持をしていかないといけないので、約20年に一度葺き替えが必要な茅葺き屋根で費用はおよそ600万円かかり職人も少なくなっているらしいのです。重要伝統的建造物群保存地区に指定されると国は市町村補助・事業の補助を負担し、防災事業や維持費に7割から8割の補助が受けられるようですが、やはり維持するのが大変でしょう。また、伝統的建造物及びその土地については、相続税と固定資産税に一定の優遇措置がとられようです。とはいえ観光地化されると生活が大変になる。なので住民の中でもいろいろ意見があるようですね。じゃ私たちでできることといえば、まずはそこで食事をすること、お土産を買うことからでしょうか?とはいえ、この日は着いた時間が遅く駐車場代もかかりませんでした。すいません。なので自動販売機でお茶を買いました。。。
ここは駐車場、そしてレストラン。ここも17時閉店。。。残念。
素晴らしいですね。『京都美山 かやぶきの里北村』1回で好きになったし、今住んでいることからはさほど遠くないので、死ぬまでに何回も来るかと思います。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
フォクトレンダー NOKTON 50mm F1.5 Vintage Line Aspherical VM
行ったところ