『大山の麓にひっそりとたたずむ農村の暮らしが息づくまち』これ駐車場に置いてあったパンフレットのキャッチコピー。鳥取県大山町所子、まさにそんな感じでした。ちょっと駐車場への道がわかりにくいのですが、中学校通り過ぎて町立武道館の所に観光駐車場がありました。
駐車場の辺りはよくある?普通の家々が立ち並びます。
ここが重伝建?と思いながら散策開始。案内図から「カミ」と̪「シモ」のに分かれて集落がある様子。まずは「シモ」へ向かいます。立派な家屋が見えてきます。豪農「門脇家」です。
すっ、素晴らしい!分家も含めてほぼ江戸からの住居で今も使われています。(内部公開はされていないようです)
この茅葺きデカい!「シモ」を抜けていきます。地蔵堂。
田園地帯が広がりますが、中央に真っすぐな道。「神さんの通り道」です。正面はもちろん大山。
この「神さんの通り道」を境に「カミ」のエリアになります。
「サイノカミさん」大草鞋を祀っているのはインパクトありますね。
文政の力士の力士墓と力石。力自慢が多くいたのでしょうか?
そして「カミ」の集落が広がります。
この奥にギター教室が!!後で調べたらクラシックギターの門脇康一さんが所子出身らしいです。ここは門脇家が建てた郵便局(今は看板だけのようですが)。他に銀行出張所などもあったようです。
国登録有形文化財「美甘家住宅」ここは戦国の豪士の館。ちょっと雰囲気が違います。
庭には富士山の溶岩を運んだとか。最後は所子の氏神「賀茂神社」
ここでちょうど1周。区割りもほぼ昔のままでしょう。大山の麓にひっそりとたたずむ素晴らしい重伝建でした。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
フォクトレンダー NOKTON classic 40mm F1.4
行ったところ