東京都庭園美術館の「1933年の室内装飾 朝香宮邸をめぐる建築素材と人びと」。今回は、室内を構成する要素―木材や石材、タイル、壁紙、家具など―に焦点を当ててのことですが、アール・デコ様式の装飾、特に照明が豪華かつ美しく、うっとりとが鑑賞していました。
本ブログでは、栄華極める天井照明を中心に。
1階大客室のシャンデリア「ブカレスト」。豪華すぎます。真下から。
1階大食堂の照明「パイナップルとザクロ」
1階小食堂の照明。ちょっと和の香りも取り入れているようです。
第二階段の2階部分の天井照明。星型にてカラフルです。
第一階段を上がると広間にある照明柱。贅沢ですね~。
二階 合の間のペンダント照明は輪がリング状に。
二階 若宮居間のペンダント照明はステンドグラス。
二階 書庫のペンダント照明はシンプルだけど天井には星。
殿下居間の間接照明。壁紙も美しい。
殿下寝室の照明も少し和のテイストが入ったアールデコ調。
妃殿下寝室の照明は女性らしさを出している。
妃殿下居間の照明はちょっと贅沢に球体の組み合わせで。
正面玄関ガラスレリーフ扉。美しい!館内では絵葉書にもなって売られています。
新館には、当時、朝香宮邸邸内で使用されていた家具のが展示されています。修復はされているようですが、当時の姿のままのようです。また、工事仕様書やカタログ等の資料も展示されています。
各部屋にもありますが、暖房機カバーがここにも集められています。併せて当時のデザイン図も展示されていて興味深く拝見しました。
さて、次回はアールデコ様式の栄華極めた各部屋を紹介しましょう。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
フォクトレンダー MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical
フォクトレンダー ULTRON 21mm F1.8 Aspherical
すべてRAW撮影、 Lightroom現像
行ったところ
公式サイト:https://www.teien-art-museum.ne.jp/
「1933年の室内装飾 朝香宮邸をめぐる建築素材と人びと」
観覧料:一般 900円(金曜17時以降は720円)