長崎の旅2日目の続き。
9月14日(土)12:30くらい。グラバー園に後にし、石橋電停を通り過ぎオランダ坂へ。
江戸幕府末期に「外国人居留地」として造成された今のグラバー園あたりの南山手は洋風住宅や教会などが佇む優雅な多国籍居住地へと発展し、東山手は主に学校や領事館などが建てられていました。現在は国選定重要伝統的建造物群保存地区として、それぞれ「長崎市南山手伝統的建造物群保存地区」「長崎市東山手伝統的建造物群保存地区」として守られています。
グラバー園の後は、オランダ坂を登り、そんな東山手に向かいました。
石橋駅側からオランダ坂に入るとまず見えてくるのは「東山手洋風住宅群」。7棟あるそうです。ここは写真館になっており、入場料100円です。何館か共通とのことです。
細い路地伝いに他の洋館に向かいます。実は購入したチケット見せることもなく入ることが出来ています。とはいえ保存のための協賛金と考えると、ちゃんと納めてたいですね。
居留地時代に社宅又は賃貸住宅として利用されていたようです。
オランダ坂に戻ってきました。
少し脇の坂を登ると学校関係の建物があります。今も使われているようで中には入れませんでししたが、明治後期に建てられた木造2階建の活水同窓会館事務所。明治初期に建てられた旧藤馬氏宅
重要文化財である東山手十二番館。『1868年(明治元)に建設されたもので、竣工後ほどなくロシア領事館が置かれました。その後アメリカ領事館やアメリカのメソジスト派(婦人外国伝道協会)の宣教師などの住宅として使われました。』と。ロシアからアメリカって、歴史って面白いですね。
ここは活水学院。本館はヴォーリズ建築。ググってみたら建物の近くまで行けたみたい。学校なので遠慮してしまいました。ちょっと残念。
東山手甲十三番館へ。明治中期に建てられたフランス領事館でした。内部は無料で公開され1階はカフェになっています。
長崎税関の前身「湊会所跡」です。ここから日本近代貿易が始まりました。今は学校の施設のようです。
「オランダ坂」って検索すると「ガッカリ名所」扱いになっていますが、いやいや、ここ最高に素晴らしいエリアですよ!!!これは声を大にして言いたいですね。
9月14日(土)14:00くらい。
写真のタイムスタンプみると1時間ちょっと廻っていたようです。お腹も空いたのでランチへ。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
SONY SEL24105G
フォクトレンダー ULTRON 21mm F1.8 Aspherical
行ったところ
公式HP:https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/68/
(一応、公式になっていますがあまり詳しくないです。。。)