よく言われる東海道三大難所は箱根峠、鈴鹿峠とここ小夜の中山の峠越え。(静岡エリアでは薩埵峠、宇津ノ谷峠。。。)24番目の宿場町「金谷宿」から「小夜の中山」の峠を越えると25番目の宿場町「日坂宿」です。
急な坂であった小夜の中山からなだらかなになってくると旅籠など家々が密集してきます。火除けの秋葉常夜燈がありました。そして本陣跡本陣の隣には問屋場。人馬、飛脚の中継地点ですね。脇本陣跡屋号がかなり残されています。
酒屋さん。
藤文。日坂宿最後の問屋役を務めた伊藤文七の自宅だそう。
屋号は藤文。この土蔵は藤文蔵と呼ばれています。明治4年(1871年)郵便制度が発足すると同時に、日本最初の郵便局のひとつとなった建物とも。ここは煉瓦造りの建物もあり明治を感じさせます。
旅籠「萬屋」庶民の泊まる旅籠だったとのこと。
旅籠「川坂屋」こちらは身分の高い武士や公家なども宿泊した格の高い旅籠屋であったことのこと。 いまは資料館になっていますが、閉館時間にきてしまい見学ができませんでした。ちなみに隣に駐車場があり、資料館の方が、町並み見学で少しの時間だったら停めていいよ、って好意で駐車させていただきました。
法讃寺相伝寺。ここにも秋葉常夜燈。火事が多かったのでしょうか。
高札場跡
下木戸跡
宿場町の出入り口は川とこの橋が門の役割をしていたとのことです。
風情のある町並みでした。静岡の東海道で建屋と街道沿いの雰囲気が残されているのは、今回巡った4か所くらいでしょうか?どこも地域が一体となっていて素晴らしいですね。
DATA
この日の機材
SONY α7 IV
SIGMA(シグマ) 24-70mm F2.8 DG DN | Art
行った日
2023年1月
行ったところ