旧日向別邸ブルーノ・タウト「熱海の家」
熱海駅から、急な階段を登るか、坂道を登るかによりますが、息を切らせながら徒歩10分ちょっとくらいでしょうか?(公式HPには徒歩8分とありますが。。。)
ここは完全予約制、しかも撮影禁止ということで、なかなか足が向かなかったのですが年内で休館と聞き行ってみました。
公式HPによると
長期休館のお知らせ
大規模保存修理工事に伴い、長期休館致します。
期間: 平成31年1月から平成34年3月(予定)
尚、平成30年12月30日(日曜日)までは、通常とおり開館致します。
再オープンは、平成34年4月の予定です。
とのこと。さっき予約状況見たら、すでに12月29日30日に空きがあるだけで他は満員の様子。
坂の上の駐車場辺りから下ると旧日向別邸があります。
ぱっと見、普通の民家にも見えなくもないですが、1階2階は東京国立博物館など設計の渡辺仁。ただし内部は非公開です。
玄関前には柑橘系。
庭への門には紅葉。
ちょっとだけまわりウロウロしたので、玄関から入りましょう。とはいえちょっと入りずらいですよねw
1階居間にある受付で名前を言い300円支払います。チラシももらえます。
100円戻ってくるコインロッカーもあります。
1階2階は非公開になっていますが、トイレが奥にあるので和室だけちょっと見ることできましたw
また内部は全て撮影禁止だけど、庭は撮影OKとのことで1枚撮らせていただきました。この庭の下がブルーノタウト設計の部屋です。
1回の定員は15人くらいでしょうか?時間になると、まずビデオを15分鑑賞します。
ブルーノタウト氏のこと、日向氏のこと、そして出会いとこの熱海別邸のこと。。。ちょっとナレーションかんでたけど、とても興味深い内容です。そして、ブルーノタウト設計の地下へ。。。
案内の方、そしてもう1名スタッフ(撮影の見張り?)から案内を聞きながら地下を見学です。
ざっくり箇条書きで
・竹の手すりが付いた階段を降りる。
・小さな踊り場あり、そこには洗面所が。
・小さな周り階段降りる。
・社交室。たくさんの電球がぶら下がっている。いまは付かないが復刻の際には?の計画あり。
・壁も竹で装飾。床はヒノキ、桐など。
・洋間。これがチラシの写真のところです。今はブルーノタウト設計のテーブルと椅子が置いてありました。間接照明。階段のところも座れるようになっていると。壁はワインレッド。天井は本来漆だったらしいです。
・日本間。
・一番奥は洗面所と上には小さな日本間。
・もともと地下のコンクリの土台の合間を活用し、急斜面に作られた家なので、地下とはいえ見晴らしがよく、部屋ごとの仕切りはなく広々と見えます。
案内の方によると、照明をつけるようにしたい、床、壁、天井は今のままにするのか、復元するのかは検討中、上屋の1階2階も資料館として公開、などを考えているようです。
4年後も楽しみです!
<おまけ>
旧日向別邸のお隣さんも古い別荘のようです。
調べてみたら、国登録文化財「東山荘(とうざんそう)」だそうです。
とはいえ、MOA美術館の宗教法人世界救世教が所有のようなので一般人には事実上非公開ですね。
見てみたい。。。
DATA
この日の機材
SONY α7RⅡ
Voigtlander Ultron 21mm F1.8 Aspherical
すべてRAW撮影、 Lightroom現像
撮影および編集について
内部は撮影禁止。
行ったところ
*google Mapにはなぜは起雲閣の写真が張り付けられたますwww
☆完全予約制。開館日は要HPチェック
☆コインロッカーあり(100円、返却あり)
撮影日
2018年11月