なにをいまさら…

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藤村式建築ー山梨の擬洋風建築⑧旧田中銀行

勝沼市にある旧田中銀行博物館。明治31年築で藤村式建築の建物です。明治31年には藤村県令ではないようですが藤村式建築の技師たちが建てたのでこれも藤村式建築です。当初は「勝沼郵便電信局舎」その後「山梨田中銀行」として利用されています。たしか入場無料でした。ちなみにこの柵は「田中」となっています。案内してくださるかたがいろいろと教えてくれます。そして撮影ポイントも!

さあ、まずは1階から。1階は銀行関係と郵便電信局時代。

これ珍しい三越のハット。まるで新品のようです。もっとレアなのが宝塚劇場のチケット!

 2階へ

2階は、皇族の北白川宮家が戦時中に疎開時関連が残されています。

じゅうたん、カーテンレールなども美しいです。

裏手に回りましょう。レンガつくりの土蔵は金庫でしした。そして繭蔵。このあたりに何棟もあったようです。

なんせ、藤村県令は生糸、ワイン、そして教育と山梨を豊かにしたかたですからね。山梨の近代歴史を学んでいくと藤村県令のファンになった気分です。(勝沼のワインの歴史は別でご紹介します。)

そうそう、ここは、どうも専用の駐車場はないようで、ちょっと裏手に車を停めて、駐車場を案内してもらったのが勝沼小学校内。ちょっと面白い校舎ですね。そしてここは旧勝沼学校があったとのこと。明治6年築にてここも藤村式建築で擬洋風建築だったとのこと。江戸時代は旧甲州街道の勝沼宿、明治は勝沼学校と田中銀行と、旧甲州街道がどんな街並みだったのがいろいろと想像しています。。。

DATA  

この日の機材

SONY α7R V
フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 II MC VM


 行った日

2023年3月

 行ったところ