なにをいまさら…

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葛飾柴又帝釈天参道

せっかく葛飾柴又に来たのだから、ちょっとぶらぶら。
「葛飾柴又寅さん記念館」+「山田洋次ミュージアム」の入場券にオプションでついてくる山本亭。こちらにもちょっと立ち寄り。

ここは歌で有名な『矢切の渡し』

「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい。、、、」やってきました、帝釈天。参道から歩きましょう。1月中旬だけど人が多い。初詣のときは凄く混みそう。この看板の並びは素敵です。

帝釈天です。これが本物です。なんかそれだけで感動。

寅さんが浸かった産湯はどこにあったのだろう?

「さくら」さん。柴又駅から旅立つ寅さんを見送っているのでしょうか。

賑わっている参道や商店街っていいですね。

DATA  

この日の機材

LEICA M10-P
フォクトレンダー Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4


 行った日

2024年1月

 

 行ったところ

葛飾柴又寅さん記念館

昭和を代表する映画のひとつといっていい寅さんシリーズ。やってきました葛飾柴又寅さん記念館。入口入るとすぐに映写機。

「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。」の帝釈天。

「くるまや」のセット。実際の撮影に使用したセットを大船撮影所から移設したそうです。

リアル。。。映画の再現。。。っていうか本物ですよね。

朝日印刷所。実はタコ社長もいました。

しかし細かいですね。

これは駅舎。京成全面協力です。一枚一枚が昭和の時代を感じさせてくれます。

ここからは旅のシーンですね。車窓は名場面で。

そして寅さんのカバンの中身。

昭和30年代の帝釈天参道のまち並みを再現したミニチュア。とても精巧にできています。

昭和を少しでも生きた人にはとても懐かしく、映画寅さんをちゃんと見てなくても、なんとなく知っているだけでも、楽しめます。素晴らしいところでした。

DATA  

この日の機材

LEICA M10-P
フォクトレンダー Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4


 行った日

2024年1月

 

 行ったところ

山田洋次ミュージアム

葛飾柴又にある『山田洋次ミュージアム』は、代表作でもある寅さんの記念館に併設されています。寅さん記念館と山田洋次ミュージアムの間の通路には、寅さんの作品一覧。あとカフェもありました。

(これは寅さん記念館より)

 

山田洋次ミュージアムは、山田洋次監督がお出迎え。大船撮影所のミニチュア。他には、寅さん以外の作品についての解説や展示があります。目を惹くのは、いろいろな機材。

リアルな展示には魅かれます。規模は小さいですが、撮影機器の展示が充実されていました。

映画やテレビ作品関係、俳優や監督関連の記念館は全国にいくつかあります。
大河や朝ドラ関連は公開時は繁盛していても数年もすると人もまばらになり自然消滅。巨匠になると、黒澤明記念館はお金のトラブルで暗礁に、また先日のNHKニュースで小津安二郎記念館?が進んでいる、と見ましたが、こっちもいつになるのか?
国立歴史民俗博物館に成瀬巳喜男監督の『浮雲』のワンシーンの再現が展示されているのには意義があるのでしょう。他の記念館等は地域活性の目的で開設されているのが多い印象で、大きな規模で常設されているのは少ないのではないでしょうか。

ここ、山田洋次ミュージアムの展示は規模は大きくないですが、お隣の寅さん記念館は展示が充実していました。
ぜひ両館とも、長く続けられるよう、訪れてほしいです。

DATA  

この日の機材

LEICA M10-P
フォクトレンダー Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4


 行った日

2024年1月

 

 行ったところ

国立歴史民俗博物館で展示されている映画セットでAPO-LANTHAR 35mm撮り比べ

国立歴史民俗博物館からもう一つ(アップし忘れてました)。映画のセットような展示がありました。これもフォクトレンダーをLeicaとSonyとで撮り比べています。

先にVMマウントを。

これは、成瀬巳喜男監督の『浮雲』のワンシーン、ゆき子(高峰秀子)が住んでいたバラック小屋のセットの再現とのこと。映画見直してみたんですが、たぶん、こたつ布団みたいのをかけていた部屋ところですね。流しや家の周りは映画では無かったような。。。

ではEマウントで。

ここからのショットで、映画で使われているのは、たぶんここだなっていうのがわかりました。

映画では自宅のシーンはそんなに多くなかったので、ここや家の周りは映画では無かったような。

でもセットはしっかりと作りこまれてたんですね。

肝心のレンズ比較ですが、展示物に集中してしまい、設定を合わせるとかしなかったのと、そもそもカメラが違うので単純なレンズ比較にはならないですね。。。わかってはいましたが、どちらもよいレンズです。そしてこの展示も素晴らしかったです。

DATA  

この日の機材

LEICA M10-P 
フォクトレンダー APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical VM

SONY α7R V
フォクトレンダー APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical


 行った日

2023年9月

 

 行ったところ

ヴォーリズ建築「旧マッケンジー邸」はオール家電住宅の元祖?

米軍ハウスに続いてアメリカ人の貿易商の暮らしです。
一度来てみたかったヴォーリズ建築「旧マッケンジー邸」。1940年に建てられています。マッケンジー夫人は社会福祉家としても日本で活動し静岡県静岡市の名誉市民にもなっています。
ヴォーリズ建築は近江八幡はじめ関西エリアはいくつか回りましたが、東海エリアは初めて。先日は埼玉県入間市の教会も外観のみちょっと見ましたが東日本は少ない印象です。(調べてみたらけっこうあった。。。?)
ここ「旧マッケンジー邸」はオール家電住宅。元祖かどうかがわからないけど戦前のオール家電はかなり珍しいでしょう。しかもしっかりと残っているところが嬉しいですね。先にキッチンから見てみましょう。

これは備え付けのコーヒーミル。

バスルームも特徴的

色の使い方が素敵です。

このノブ、ヴォーリズですね。。。

ほかの部屋も見てみましょう。

 

メインのサンルーム。

ピアノが2台あります。

2階バルコニー

階段

外のガレージにはマッケンジーさんの愛車。

残念ながらいまは閉館中。”令和5年4月から令和7年3月までの間、建物の耐震補強を含めた大規模改修を実施します”だそうです。
ちょっと入口わかりにくいのと駐車場もわかりにくいけど、ここまもう一度来てみたい。復活の時はまた見にこよう。

DATA  

この日の機材

SONY α7 IV
フォクトレンダー NOKTON classic 35mm F1.4 II SC VM
フォクトレンダー HELIAR classic 75mm F1.8


 行った日

2022年11月

 

 行ったところ

福生アメリカンハウスをLensbabyで撮る。

戦後、日本人が2DKだ、団地だ、って言っていた時、アメリカ人はどんな生活をしていたのか?福生の米軍ハウスを覗いてみましょう。。。Lensbabyという変態レンズ使用しているので、現像も派手気味にしてます。

中の様子です。映えますよね。

ハロウィンやクリスマス時期などは季節に合わせた装飾が施されます。

子供部屋も可愛い。

ちょっと大人向けな?

米軍ハウスは、周りにも何棟かありますが見学できるところはここだけ。福生の16号沿いは雑貨屋周りも面白いし、写真をとるのも面白い街なので時々訪れています。

横田基地でイベントがあると、周りの駐車場はほとんど満車になるので、イベントがない通常時が、すいているのおススメです。

Lensbabyのティルト撮影、ここにはあまりアップしていませんでしたね。時々レンズで遊びたいときに撮影しているので、たまにアップしてみますね。

DATA  

この日の機材

SONY α7 IV
Lensbaby Edge85 
Lensbaby Sweet35 


 行った日

2022年3月、10月

 

 行ったところ

「江戸東京たてもの園」の前川國男邸

「URまちとくらしのミュージアム」で、前川國男設計の団地を見てきました。では前川國男氏がどんなところで生活をしていたのか?。江戸東京たてもの園に1942年(昭和17)に建てられた住宅が復元されています。吹き抜けのリビングで窓が大きく取られており、とても明るい室内です。

家具も可愛い。。。

トイレ

ちょっと時代はバラバラですが、プレミアついて高そうなものがいろいろとありました。

ここはキッチンがおしゃれです。

ちょっとおまけで、「江戸東京たてもの園」の展示されている復元建物からキッチンの歴史を。。。

「江戸東京たてもの園」って何回か訪れていますが、こうやってポイント絞って写真並べてみると、違った視点になるので見方が変わりますね。

DATA  

この日の機材

SONY α7R V
フォクトレンダー MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical


 行った日

2023年6月

 

 行ったところ

赤羽台団地にある「URまちとくらしのミュージアム」Part3

東京都北区赤羽台にある「URまちとくらしのミュージアム」。写真多く撮りすぎました。Part3で最終回です。

最後に紹介する展示はテラスハウス。URのHPでは多摩平団地テラスハウスとなっていましたが、現場には「阿佐ヶ谷テラスハウス(阿佐ヶ谷住宅)」と案内されていました。こちらも前川國男建築事務所の設計、色使いもおしゃれですね。これなんだっけ?犬小屋ですか?って聞いていた人いたので説明聞いたけど忘れた。。。

キッチン。実際のキッチンは1階なので、こんなトマソン的な扉ではありませんw

リビング。2階へ。。。行けませんでした。トイレ。1958年とのことでまだまだ和式が多かったのでしょう。お風呂。再現展示されている部屋は以上です。

テラスハウスの隣のフロアは「団地はじめてモノ語り」として住宅設備部材が展示されています。もっと近くで見たかったですね。

最後の最後でURのプロモーション映像を見せられて終わりになります。

限られた時間でのガイド付きとなると撮影時間は制限されるのでAFのズームレンズで正解でした。

案内では見学時間90分程度となっていますが、実際には2時間近くガイドの方の説明を聞きながらなので内容はとても充実しています。20名くらいが一緒に回るのですが、それぞれでじっくりと見学および撮影タイムとしての自由時間もありますので、そんなに窮屈な感じはなく、一緒に廻った方々のマナーもよく、気持ちよく回ることができました。
でも展示が素晴らしすぎて2時間では全然時間が足りません。見学と写真を撮るので精一杯になってしまいました。もっと細かなところをじっくりと見たいし、何回でも行きたいんだけ土曜日の予約が取れないのが難点。キャンセルもあるので予約サイトは要チェックです。

DATA  

この日の機材

SONY α7R V
SIGMA(シグマ) 24-70mm F2.8 DG DN | Art


 行った日

2023年11月

 

 行ったところ

赤羽台団地にある「URまちとくらしのミュージアム」Part2

東京都北区赤羽台にある「URまちとくらしのミュージアム」。
同潤会アパートに続いては、蓮根団地。板橋区ですね。1955年に住宅公団が設立なので1957年の蓮根団地は初期の団地です。公団は食寝分離を提唱にて2DKを推奨したそうです。当初の団地はダイニングでイスに座っての食事をする生活を促すため、予めテーブルが備え付けられたとのこと。流しが歴史を感じさせます。家電も増えてきています。

お風呂トイレ

これは同時代の別の団地の案内図ですね。

続いて、晴海高層アパート。前川國男の設計による10階建て高層集合住宅です。模型も展示されています。円柱の建造物は2階へ上るための階段。実物が外に展示されています。2階への階段が特別に作られているのはエレベータが3階6階9階しか停まらないとのことで、2階住居者の利便性から取り付けられたとのこと。ちなみにエレベータの中は入ることはできますが撮影禁止です。当時の落書きが残っているという理由でした。廊下は広く作られています。廊下には電話も。個人の家庭では一般的ではなく共用で廊下に設置され交換手から繋いでもらいます。

あまり記憶にないのですが展示は2部屋あった?

キッチンがステンレスになっています。2か所の写真があるということはやはり2部屋あったのだろうか。。。ダイニング和室。このころは畳が敷いてあります。

水洗トイレの注意書き。

お風呂

「URまちとくらしのミュージアム」また長くなりすぎたので次へ。。。

DATA  

この日の機材

SONY α7R V
SIGMA(シグマ) 24-70mm F2.8 DG DN | Art


 行った日

2023年11月

 

 行ったところ

赤羽台団地にある「URまちとくらしのミュージアム」Part1

一部で話題になっている「URまちとくらしのミュージアム」。完全予約制で、平日は比較的空いている日もありますが、日曜休みなので土曜日はなかなか予約がとれません。たまたまキャンセルが出たのか、ラッキーなことに、この日予約が取れました!

車を自宅から赤羽台まで走らせます。エレカシの宮本も赤羽台団地出身なのでエレカシを聞きながら。。。といきたかったですが。。。で、ちょっと早めに着いたけど、駐車場探しで、現在の赤羽台団地をぐるぐる回ってました。マルエツが有料駐車場になっているようで何とか駐車して「URまちとくらしのミュージアム」に向かいます。


近くに自衛隊もあるし、このあたりは旧日本軍陸軍の施設があった地域で、団地建替えで掘り出された陸軍被服倉庫の煉瓦基礎の煉瓦を再利用したベンチが設置されていました。

途中、工事中のところも多く、いにしえの公団団地から新しい街つくりの最中のようです。そんなか歩いていると見えてきましたよ。この41号棟とスターハウスは国の登録有形文化財になっているとのこと。

入口は閉じられているので中を見ることはできません。

高校まで東武伊勢崎線沿線に住んでいたので、武里団地や松原団地が近く、友達も住んでいたので、このスタイルの団地はとても身近に感じます。
赤羽台の新しい団地というか公団マンションも家賃高そうですが、今の公団ってそこそこの中流以上でないと住めないんだろなって。。。昔はどうだったのだろう。。。


さて、そろそろ集合時間なのでミユージアムに入ります。1階には古い公団のリーフレットや機関誌などがありました。(後で撮影禁止と知りました。。。)
集合時間になるとガイドの方の注意事項説明と靴にカバーをかけて中に入ります。まずは公団の歴史の動画。。。ちょっとふあふあしますw

そしてエレベータで4階へ。
それぞれの展示フロアでは、まずはガイドの説明、そして自由時間が少し。。。そこが撮影タイムです!

まずは、URの前身?(wikiみたら前身ではないと書いてあった!)同潤会アパートです。1923年の関東大震災後の住宅復興のために同潤会が建設した鉄筋コンクリート造の集合住宅。代官山アパートの単身住戸・世帯住戸を復元展示されています。

単身住戸・世帯住戸となっていますが、写真はごっちゃになっていると思います。短い自由時間で慌ただしく撮っていたのでちょっと覚えていないです。。。

「URまちとくらしのミュージアム」長くなりそうなので次に続く。。。

DATA  

この日の機材

SONY α7R V
SIGMA(シグマ) 24-70mm F2.8 DG DN | Art


 行った日

2023年11月

 

 行ったところ