小田原は城下町であり、明治以降も名士が別荘建てたりと伝統ある街並みや建造物がたくさん残っています。
ここ板橋地区の旧東海道沿いにも近代建築も多くも残されており散策するのもとても素晴らしい街並みです。
そこで個人的にイチオシの内野邸をご紹介します。
正面から入るとボランテアの方がお迎えしてくれます。
入場料は150円。これだけ綺麗に整備されていて150円は安いです。
ここは武功醤油の工場(すいません、武功醤油は知りませんでした。昭和55年に廃業?したようです)だったので入口はいると商売されていた跡がそのまま残っています。
中に入ると、まず内野邸の住居を案内してくださいます。基本ボランティアの方が付いて解説してくれます。
この日はお客さんが何組も来ておりボランティアの方も忙しそうでした。実はも3回来ており、そのこと告げると、「じゃ自由に廻ってくださいね」と。ゆっくり写真撮りたかったので、良い意味でありがたかったですw
ということで、まずは内野邸の内部の写真を何枚か
優雅な生活が偲ばれます。
でも長い歴史の中、戦争のことも語らなくてはなりません。
二階へ
窓からは醤油工場跡がみえます。
前に聞いたボランティアの方の話だと修繕する予算が取れないそう。
でも工場の中はいろいろ残っており綺麗にしてあります。
横には蔵があり、蔵の中にも生活用具は遊び道具が残っていました。
ここの蔵はときどきイベントも行われているようです。
おそらく1,2時間もあればタイムスリップしたように内野邸をじっくりと廻ることが出来ます。
この内野邸の周りもこんな感じです。
ちょっと有名なお豆腐屋さん、パン屋さんもあります。
ここは見所多くて、近代建築や昭和に興味ある方にはとても満足いく場所かと思います。
が、が、です。
小田原が見所多すぎて、小田原市民「推しスポ」30選にも入っていないという。。。
前に聞いたボランティアの方の話によるとオーナーの内野さんも、維持費もかかるのでもうここ壊そうかなとも話していたそうです。
いやいや、ぜひ残して語り継いでほしいですよね。
ご興味ある方はぜひ!
この日の機材
SONY α7RⅡ
Industar 61 L/Z
Takumar 28mm F3.5
すべてRAW撮影、 Lightroom現像
行ったところ
☆公開日が限られていますのでHP要チェックです。
☆駐車場はありません。私は近くのいつも近くのホームセンターに停めさせてもらっています。箱根登山鉄道板橋駅から徒歩で行けます。
撮影日
2018年2月