なにをいまさら…

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東海道の難所「薩埵峠」由比宿のおすすめは「あかりの博物館」

東海道16番目の宿場町「由比宿」広重美術館などの施設はあるけど、町並みはスルーしました。由比から旧道を行くと、お屋敷が見えてきます。「小池邸」です。

入場無料にて水琴窟の音色も聞くことができます。「あかりの博物館」ここのコレクションは素晴らしい。「あかり」といっても高級で伝統的なものではなく、家庭の電球や電池などとても身近なもの。オーナーが集めたものらしいですが、よくある昭和コレクションよりも充実しています。ここまで収集されているのは感動です。コレクションは撮影禁止でした。でも超おススメです。

「由比宿」から東海道17番目の宿場町「興津宿」までは東海道の難所「薩埵峠」があります。薩埵峠の入口である西倉沢地区は、休み茶屋があり「間の宿(あいのしゅく)」と呼ばれ本陣もあり重要な要となっていたとのこと。現在も道幅も狭く、いにしえの様子が残されている素晴らしいところでした。

ただし駐車場がありません。下の地図に乗せたコインパークという自主性を重んじた駐車場のみです。さて散策しましょう。

権現橋。ここからが「間の宿(あいのしゅく)」?

両サイドは海と急こう配の山々が津ななります。

そしてミカン畑。

大正か昭和初期っぽいのが現れました。西倉沢公会堂元学校かな?って思って痕跡を探してみましたが、よくわからず。

もう少し進みます。銅板の戸袋。2件目。石造りも多い。

近年は、かなりモダンな町造りをしていたのでしょうか。

江戸時代の名残もあります。ここが当主である川島家(間の宿 本陣跡)脇本陣 柏屋明治天皇も小休止されたとか望嶽亭 藤屋。茶屋だったところ。

さて、ここからは薩埵峠へ。実は薩埵峠に登ったのは別日。しかも反対側の興津宿側から。下りは由比側へ(この時にこの宿場町知りました)。どっちから登ってもかなりキツいです。道は細いし勾配がキツい。少しだけ興津側からのほうがいいかな?でも展望台からはこの景色が待っています。(GoogleMap情報だと崩落のため展望台までいけない?熊がでるとか?)

DATA  

この日の機材

SONY α7 IV
Carl Zeiss Loxia 35mm F2.0
Carl Zeiss Loxia 85mm F2.4(薩埵峠)

 行った日

2022年4月

 

 行ったところ

東海道15番目の宿場町「蒲原宿」

東海道15番目の宿場町「蒲原宿」にはちょうど桜のころ訪れました。東海道53次を巡っている方は多いかと思います。東海道は江戸時代からの日本の大動脈であり、明治以降の鉄道、国道整備となり、開発も進んで、あまり古い町並みは残されていません。風情のある町並みは、日本橋から旧東海道を進んでいくと、まずは箱根湯本や畑宿あたりでしょうか。そして次はここ「蒲原宿」かと思います。富士川を渡ると宿場町の入口です。旧道沿いは風情のある建物が多くあります。

明治の建築ですが総欅で手作りガラスとのこと。

敷地は昔のままですね。

レンガ造りや旧医院も残されています。(こちらは見ごたえあり別途ご紹介します)

見学した志田邸(東海道町民生活歴史館)をご紹介。安政の大地震の後に再建された母屋とのことです。

味噌や醤油の醸造している商家だったとのこと。奥には江戸時代からの醤油工場があります。

このスペースはイベント活用やゲストハウスもと話をしていましたが、いまはどうなったでしょうか?
小田原の旧内野醤油店のイベントの話をさせていただきながら、いろいろと活用を考えているという話を伺いました。

naniwoimasara.hatenablog.com

 

DATA  

この日の機材

SONY α7 IV
Carl Zeiss Loxia 21mm F2.8
Carl Zeiss Loxia 35mm F2.0

 行った日

2022年4月

 

 行ったところ

静岡うまいもの「桜えび」「とろろ汁」。。。

4月に入ると新年度で入社、異動、組織替え、予算決定などいろいろと慌ただしいのです。そして会議続き。。。ちょっと長時間の会議っぽいのがあり、暇つぶしにスマホで古い写真見てました。
町並み巡りをするとき、多くはSONYαか最近はLeicaで撮っていますが、食べ物はほとんどスマホなのです。こうやってブログに記録は残していますが、いわゆるブロガーではないので、食べ物はスマホでささやかに撮影(笑)
ちょっとおいそそうな写真があったので、静岡での美味しいところ2か所アップしておきます。ほんの少し贅沢してますw

まずは由比の桜えび「くらさわや」さん。お店の外観は写真は撮っていなかったようです。かなり混んでいますし店頭にも行列です。でもとても美味しい。長時間待っていても、それだけの価値があります。
生桜えび、釜揚げ、かき揚げ、そして桜えび釜めし。桜えび尽くしで絶品です。

 

 

次は「とろろ汁の丁子屋」です。おひつで麦めしなので、おなかいっぱいになります。ここも混んでいますが、閉店間際はねらい目。何回か訪れていますが、駐車場の空き具合をみて立ち寄っています。ただ日によって昼夜の開店時間が微妙に違ったりするので事前チェックは必要です。

ここは東海道丸子宿。広重が描いたのは丸子宿のとろろ汁。

松尾芭蕉もゆかりの地。

そんな丸子宿の歴史も学ぶことができます。

この2か所、食べるという目的もありましたが、東海道巡りという目的もありました。次回、静岡の東海道の町並みで風情があるところをご紹介していきます。。。

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この日の機材

SONY Xperia

 行った日

2022年4月

 

 行ったところ

常滑「やきもの散歩道」をぶらぶらと

信楽焼の次は常滑焼を。
常滑はお世話になってるINAX発祥の地。INAXとTOTOはライバルではあるのもの兄弟(逆から読むと弟と兄だとかw)だとかいろいろと噂がありますが同じ森村グループとしての日本の産業を牽引していたといっても過言ではないでしょう。そのINAXを生んだ町、常滑は平安時代からの焼き物産業、近年ではタイル等の陶磁器の生産、そしてINAXが生まれています。近くの高浜市では三州瓦の生産もあり、地域全体が陶器焼き物産業に貢献してきました。
歴史ある常滑は町並みも素晴らしいのです。重伝建に選定されても良いくらいの町並みですが、観光客はさほど多くはなく、ちょっともったいない。観光でも盛り上げて欲しいし、ちなみにSONYの盛田氏の本家も常滑の酒屋です。ボートレースとセントレアだけではない、常滑を紹介しましょう。
で、一番有名なのは、とこにゃん?

では「やきもの散歩道」へ

ちょっとアップダウンが多いですが、この雰囲気に圧倒されます。


ジブリっぽいって言われそうな。。。(ジブリっぽいっていうのがあまりわかってませんがwww)

登窯広場

登り窯です。


では、和のテイストでw廻船問屋 瀧田家です。実演販売をしている工房も多くあります。

一応順路みたいなのはあるようですが、見どころが多すぎて、ぐるぐる回っています。

いつ来ても素晴らしい街並みですね。

 

焼き物の町並みはいくつか訪れているのでこちらもどうぞ。

naniwoimasara.hatenablog.com

naniwoimasara.hatenablog.com

naniwoimasara.hatenablog.com

 

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この日の機材

SONY α7RⅡ
フォクトレンダー APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical


 行った日

2021年6月

 

 行ったところ

朝ドラ『スカーレット』の舞台になった信楽の町並み

4月に入りテレビも新番組が多く始まりました。NHK朝ドラ『虎に翼』は昭和初期からの時代が舞台のようなので、内容も楽しみですが、ロケ地探しはもっと楽しみです。世のなかロケ地マニアも多く驚異のリサーチ力で既に愛知だの茨城だのとアップされていました。見学できそうなところ探して、落ち着いた頃に、訪れてみることにしましょう。
さて、2019年の朝ドラ『スカーレット』の舞台になった信楽。ここでロケも多く行われていました。訪れたのは2021年ですが、朝ドラの力は凄く、至る所にスカーレットの案内がありました。やはりメインはここでしょうか。

看板もそのまま。中も見学ができます。信楽焼の作業現場を覗くことができるのは嬉しいですね。

次は登り窯。

町のなかでもいろいろとロケをされていたようですね。


街中に焼き物がありました。

販売しているところはこんな感じ。

駅近くにある「信楽焼ミュージアム」では信楽焼の歴史を学ぶことができます。

やはり一番有名なのは信楽駅前の巨大たぬきでしょうか。名駅のナナちゃんのごとくいつも着飾っていますね。

DATA  

この日の機材

SONY α7RⅡ
フォクトレンダー APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical


 行った日

2021年7月

 

 行ったところ

朝ドラ『らんまん』では東京大学だった深谷商業高校記念館

渋沢栄一生誕の地である深谷市。渋沢栄一の尽力もあり大正10年に創立された、今の深谷商業高等学校、そして翌年に完成した二層楼の校舎、これが現在に深谷商業高校記念館となっています。『らんまん』などいろいろなドラマなどでロケでも使われています。なんとなく見覚えがっ、てなるかもしれません。『らんまん』では東京大学でした。

中に入りましょう。この鐘で授業が始まりました。

まずは資料室です。鐘からチャイムへと時代が変わっていきました。

平日は普通に使われているのですね。2階へ。書道部?屋根裏には、「棟札」があります。建築に携わったのは高崎観音を作った会社だそう。

1階に戻りましょう。

校長室

渋沢栄一翁。煉瓦はもちろん日本煉瓦製造株式会社製。あの東京駅と同じです。

深谷商業高校記念館は見学は日曜のみになっています。駐車場も校内に停められました。
埼玉県内に旧埼玉県立松山中学校校舎(埼玉県立松山高等学校記念館)がありますが、こちらの公開日は平日限定で訪れることができていません。

埼玉県内で国の登録有形文化財に登録されているのは4つ。
・埼玉県立深谷商業高等学校記念館
・旧埼玉県立松山中学校校舎(埼玉県立松山高等学校記念館)
・草加市立歴史民俗資料館(旧草加小学校西校舎)
  ここ電車から見えるところですよね。
・百間小学校すべり台
  すべり台???大正時代に造られたとのこと。
全部、訪れてみたいです。

DATA  

この日の機材

SONY α7 IV
SIGMA(シグマ) 24-70mm F2.8 DG DN | Art


 行った日

2023年2月

 

 行ったところ

小田原城の桜は「おでんサミット」と今年も同時期かなぁ。

ちょっと地元の話題を。
今日明日と小田原城は「かまぼこ桜まつり」。天気も良く暖かくてイベント日和でしたが、残念ながら桜はもうちょっと先みたい。去年の桜満開は「おでんサミット」同時期でした。来週が「おでんサミット」なので、ちょうど満開になりそう。でも次の土日が仕事がらみがあり、ゆっくりと桜見物できなさそうなので、去年の満開の桜をアップしておきます。
昼は混むので、早朝(といっても7時くらいですが)から花見に。皆さん、おでんの仕込み中でした。

お堀の周りを散策しましょう。

小田原の桜の名所で好きなところ、小田原文学館前です。ちょっと上から。。。

さて、おでんでも食べに行こうかっ!。。。去年の「おでんサミット」は激混みでした。。。

では夜桜を。

去年は使いまわしのイルミネーションwwwあったけど今年はどうなんだろう?

この小田原城の桜が好きで小田原に住んでいるようなもんなんです。今年は朝と帰りの通勤途中での花見を楽しみますよ。

DATA  

この日の機材

SONY α7R V

 行った日

2023年4月1日

 行ったところ

映画の街深谷の七ツ梅酒造跡

少し前に、出没!アド街ック天国で、映画の街深谷と紹介されてところ。
この深谷シネマを中心として、七ツ梅酒造跡には、蔵や建物を活用し、店舗そして映画等のロケ地として有名になっているところです。中を散策してきましょう。入場料はありません。

この煙突が目印ですね。

あかりが灯っているところは店舗にもなっています。

ロケで使われた看板も残されてるとか。

どれがロケ用でどれがリアルなのかは区別がつきませんw

個性的な店舗が並びます。

どこを切り取っても絵になりますね。素晴らしいロケーションでした。

DATA  

この日の機材

SONY α7 IV
SIGMA(シグマ) 24-70mm F2.8 DG DN | Art


 行った日

2023年2月

 

 行ったところ

青梅の街をぶらぶらと

昭和で町おこしっていうと大分の豊後豊田が頑張っています。ここ青梅はどうでしょう。
青梅は、昭和、猫、映画、、、テーマが盛りだくさんでちょっとごった煮な感じです。
実は今回で3回目。1回目は10年近く前かな?今は無き、赤塚不二夫記念館へ。観光客も結構いて賑わっていた記憶があります。
2回目は、ちょうど2年前。転勤で大阪から関東に戻ってきたのでと、Lensbabyで遊びたくって訪問。赤塚不二夫記念館が閉館したこともこの時知りました。跡地には何もなく。。。
そして今回が3回目。新しく入手したLIGHT LENS LAB M 50mm f2 SPIIの試し撮り。

まずは、昭和レトロ商品博物館へ。(横に赤塚不二夫記念館がありましたが今は跡形もありません。)昭和幻燈館との共通券を購入して見学、、、しようとしたら「写真はOKですがSNSやブログは厳禁です。個人で楽しむだけにしてください」と強く言われました。前回はそんなこと言われなかったのに。。。張り紙もないし、情弱なのかと思い後で調べてもどこにも注意書きは無し。。。なので中の写真は無しです。昭和の懐かしグッズが乱雑に並べられているのと映画の看板、2階は雪女?です。

サクッと周り、津雲邸でひな祭り展とのことで向かいました。この門は国登録有形文化財です。入口はどこ?一周したのですが判らず断念。休みだったのかもしれませんがあまりにも不案内。。。次の昭和幻燈館へ。こちらは写真と公開もOKとのこと。

このレンズ、開放で撮っているけど、自分の技術のせいかピントが甘くなり。。。LIGHT LENS LAB M 50mm f2 SPIIは、ハリウッドで使用されていたとうたい文句になっています。ちょっと線も太くオールドレンズっぽい映りですね。ちょっと面白い。海外のサイトではネオオールドレンズやネオクラシックレンズって紹介されていました。

では少し絞り開いて街中を撮っていきましょう。昭和っぽい建物がいくつか残っています。

国登録有形文化財 旧ほていや玩具店店舗。現在はゲストハウス&カフェ 青龍kibako。ここも営業しているかどうかわからなかった。

木造もかろうじて残されています。

バス停電話BOXそして青梅駅。2年前に訪れたとき、駅前通りは古いビルが残されていました。いまは、両サイドとも取り壊されておりマンション建設中です。
今回見落としたかもしれないところ、そして無くたったかもしれないところを2年前のLensbabyで撮った写真を記録しておきます。

今回この看板あったかな?

たった2年で印象が変わってしまいました。コロナの影響もあり、赤塚不二夫記念館が閉館もありで、だんだん廃れた街になって、駅前含め、マンション計画が多く工事中のところがたくさんありました。新しい街に変わっていくのでしょうか。
中央線のグリーン車導入で通勤は楽になるので、移住者は増えるかもしれません。
青梅の町おこしブームは去ったのでしょうか?さて、行く末はどこに。。。

DATA  

この日の機材

LEICA M10-P
LIGHT LENS LAB M 50mm f2 SPII

SONY α7 IV
Lensbaby Edge85


 行った日

2024年2月
2022年3月

 

 行ったところ

昭和レトロを求めて「ラーメン博物館」へ

昭和レトロの再現というコンセプトの施設は最近は増えてきましたよね。前は、ここラーメン博物館か居酒屋くらいだったかな。あと当時だとナンジャタウンが似たようなコンセプトだったような。。。

(この写真だけスマホです。広角持ってなかったので。。。)今回はフォクトレンダー classic 40mm。フォクトレンダーのレンズでは一番長く使っています。通常はマウントアダプターでα7につけるけど、Leicaではどんな映りになるんだろうと気になっていたのがLeicaの始まり。

ラーメン博物館はラーメン倶楽部の会員なので時折行ってるけど駐車場60分無料時間内で出てくることがほとんど(今日も行ったwww)。いままで写真撮る余裕なかったけど、今回はカメラ持参で1回目は昼にチャレンジ(混雑ですぐに断念)2回目は閉店近くの時間で撮影してみました。

フォクトレンダー classic 40mmはでもM10-Pでもどちらでも満足のいく映りでした。実はフォクトレンダーのMマウントレンズでもLeicaで撮ったらちょっと違うかも?っていうのもあってマップカメラで下取り交換でほかのレンズに買い替えたのもあります。classic 35mmも一時期持っていたけど40mmで十分だったのでこちらも下取り交換へ。結局使い続けているのはclassic 40mmとclassic 75mm。この2本は使い続けるだろうなぁ。

DATA  

この日の機材

LEICA M10-P
フォクトレンダー Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4


 行った日

2024年1月

 

 行ったところ